飯能市森林認証協議会の概要
本協議会は、環境に調和した持続可能な森林管理と森林資源の循環利用の促進を図り、認証森林から産出された認証材を、認証市場、認証製材・加工工場を通じて製品化した木材を消費者に確実に届けることによって、環境・品質に関心を持つ市民・消費者の選択的な購買を促し、西川材の需要拡大を進めることを目的として、平成30年6月26日に発足しました。
グループ森林認証の取得
FM認証(FAM-023) COC認証(FAM-SGEC-COC-018)
飯能市森林認証協議会は、この度、森林管理を認証する「F M(Forest Management)認証」と認証森林から産出された林産物の適切な加工・流通を認証する「COC(Chain of Custody)認証」を一体で取得しました。
森林所有者、森林組合及び民間事業者と市が一体となり、協議会を組織し、S G E C(一般社団法人緑の循環認証会議)のF M 認証とCOC 認証をグループで取得しました。
・F M 認証 森林面積 2,099.86 ha(令和6年度9月時点)
・COC 認証 取得事業者 20社(令和6年度9月時点)
森林認証取得の意義等
(1)埼玉県内の森林管理認証林
県内の認証林は、秩父市(2,989.97 ha)、こだま森林組合(現埼玉県中央部森林組合)(132.98 ha)、当協議会(2,099.86ha)があります。
(2)F M 認証とCOC 認証の一体取得
埼玉県内でF M 認証とCOC認証の一体での取得は初めてであり、認証森林から生産された認証材について、生産・加工・流通の適切な管理の下に西川材を市民や消費者等に提供できる体制が確立しました。
森林認証取得後の展開
(1)森林認証面積の拡大
現在の認証面積は、飯能市の森林面積14,569 haの約14%に当たります。今後さらに認証面積を拡大し、環境に配慮した持続可能な森林経営の実現を目指してまいります。
(2)森林認証材の安定供給
認証森林の主伐・間伐を適正に進め、計画的・安定的に認証材を生産し、加工・流通につなげ、認証材の安定供給を実現し、森林・木材産業の振興を図ってまいります。
(3)森林認証材の利用促進
エンドユーザーである消費者に対し、認証材を使う意義をアピールするなど、「選んで使ってもらう」ための普及啓発活動に協議会として組織的に取り組んでまいります。
協議会関連資料
近日中に更新予定